キャバレー花園

【花園編④】キャバレーの水着デーに行ってみた!初心者が陥る「疑似恋愛」の罠と嫉妬の正体

「イベントの日って、いつもと何が違うの?」 「混んでるし、平日だし、行くのが面倒くさい」 「でも、あの子の水着姿は見たい…」

行きつけのお店で季節のイベントがあると知った時、 男心というのは「大人の理性」と「オスの欲望」の間で激しく揺れ動くものです。

これは、名古屋のレトロな楽園・キャバレー花園で開催された 夏の「水着イベント(夏祭り)」に翻弄された、 友人ポコさん(アラフォー)の悲喜こもごもの記録です。

あんなに「行くのが面倒だ」と連呼していた彼が、 なぜ吸い寄せられるように名古屋へ向かい、 なぜ最後には吉野家で「しょっぱい涙」を流すことになったのか。

大人の恋において一番厄介な感情である「嫉妬」について、 彼の人間臭すぎる失敗談から学んでいきましょう。

ななかふぇ

男はいつだって、水着という布切れ一枚に人生を狂わされる生き物です

キャバレー花園の「イベント」とは?

今回のエピソードの舞台は、 いつものキャバレー花園で開催された季節のイベントです。

花園では、季節や月ごとに様々な趣向を凝らしたイベントが開催されています。 サンタクロースの衣装に身を包むクリスマス、妖艶なチャイナドレス、 そして男性客が一年で最も色めき立つのが「夏祭り(水着イベント)」です。

普段はドレスやワンピースで隠されているキャストの肢体が、 この日ばかりは大胆に披露される。 男なら反応しないわけがない、年に一度のボーナスステージです。

※キャバレー花園のイベント情報はコチラ

平日開催のハードルと葛藤

しかし、イベントは週末だけとは限りません。 今回の水着イベントは、あろうことか「平日」の開催でした。

  • 翌日の仕事への影響(朝が早い)
  • 猛暑の中の移動(汗だくになる)
  • 電車代や指名料などの出費(給料日前)

冷静な頭で考えれば、 「わざわざ平日の夜に、お金を払ってまで行く必要があるのか?」 というブレーキがかかるのは当然のことです。

ポコさんも当日の昼下がり、僕にこんなLINEを送ってきていました。

「花園どうしようかなぁ…なんか、行くの面倒くさくなってきた」

文面からは、行かないための理由を必死で探しているような、 どこか自分に言い聞かせているような弱気さが漂っていました。

しかし、彼の心の奥底、理性のずっと下の部分では、 「みりあちゃんの水着が見たい」という純粋な欲望の種火が、 静かに、しかし消えることなく確実に燃え盛っていたのです。

イベント時は店内が満席になり、熱気でムンムンします。 キャストとの距離もいつも以上に近くなり、肌と肌が触れ合うことも。

特に水着イベントなどの「薄着」の日は、 お互いの体温やニオイがダイレクトに伝わるものです。

汗だくで仕事から駆けつけ、そのままの状態で隣に座るのはマナー違反。 汗臭いおじさんは、どんなにお金を払っても嫌われます。 一瞬で汗臭さを消せる強力なアイテムをポケットに忍ばせておくと、 自信を持って「接近戦」に持ち込めますよ。

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水着の楽園と、5歳児のような奇行

夕方、仕事中の僕のスマホに届いたのは、 あまりにも彼らしい、そして予想通りの短い一言でした。

「結局名古屋に来てしまったwww」

昼間の悩みは一体なんだったのか。 「面倒くさい」という理性を「見たい」という本能が0.1秒でKOした瞬間です。 彼の聖地巡礼は、こうして唐突に幕を開けました。

泡と消えた「今日は飲まない」宣言

入店前の彼の決意は、それはもう固いものでした。

「明日は大事な会議があるから、酒は飲まない」 「今日は様子見で、1セット(40分)だけでサッと帰る」

まるで修行僧のような禁欲的な宣言。 しかし、その崇高な誓いは、 水着姿のみりあちゃん(推し)が目の前に現れた瞬間、 ハイボールの炭酸の泡となって空へ消え失せました。

「こんな晴れ姿を見せられて、飲まないなんて無作法だろう?」 「お祝いなんだから、乾杯しないと失礼だよな?」

彼だけが使える魔法の言い訳(自分への許可)と共に、 冷たいハイボールが次々と彼の乾いた喉を潤していきます。 気がつけば、彼は誰よりも早くグラスを空けていました。

興奮のあまり乾燥剤を食べる

楽園は、最高だったようです。 僕に送られてくるLINEの実況も、次第に語彙力が崩壊していきました。

「やべー!来て良かった!」 「みりあちゃんいいにおい!肌すべすべ!」 「水着の面積が少なすぎる!」

彼はまるで初めて遊園地に来た子供のようにはしゃぎ回り、 テンションが上がりすぎて制御不能になっていました。

その証拠に、おつまみで出された駄菓子の袋を開けた際、 興奮のあまり中に入っていた「乾燥剤(シリカゲル)」を スナック菓子だと思って口にするという、 常人には理解不能な奇行にまで走りました。 (幸い、すぐに気づいて吐き出したようですが、それくらい彼は飛んでいました)

そして、その夜のクライマックス。

「みりあちゃんとチューしちゃったぁ!」

彼はこの瞬間、間違いなく この世の頂点に立っていました。 仕事の疲れも、明日の不安も、すべて吹き飛んだのです。

ここで彼が冷静さを失い、奇行に走ったのは、 「非日常感」という強い刺激に飲み込まれてしまったからです。

キャバレーは夢を見せる場所ですが、 溺れてしまっては、ただの「扱いやすい良いカモ」で終わります。

舞い上がっている時こそ、一歩引いて自分を客観視する 「大人の余裕(メタ認知)」が必要です。 こういう心理状態のコントロール法を本で学んでおくと、 遊びの質がグッと上がり、失敗を防げます。

天国から地獄へ。嫉妬という名の天罰

一度目の夢の時間(80分)があっという間に終わります。 僕からの「年に一回のイベントだよ?このまま帰っていいの?」という 悪魔のささやきに背中を蹴り飛ばされ、 彼は当然のように二度目の夢を見ることを決意しました。

欲望のルーレット

しかし、ここで彼は魔が差します。 みりあちゃんという確かな幸せを選ばず、 「あえて指名無し」を選択したのです。

それは、水着イベントというカオスな状況に乗じて、 もっと刺激的な何かを求めるギャンブラーの一手でした。

結果、巨乳の元風俗嬢「ふうちゃん」(仮名)を引き当て、 その豊満な果実を目の当たりにした彼は、 「たまらんぞ!なんだここは!酒池肉林か!」と 新たな快楽に身を震わせます。 ここまでは、すべてが順調でした。彼のシナリオ通りでした。

緑色の炎「嫉妬」

そして迎えた、三度目の正直。 彼は、以前から熱心に営業LINEをくれていた「しいちゃん」(仮名)を 義理堅く指名しました。

しかし、その選択が、 彼を天国から地獄へと突き落とすことになります。

ふと、彼の目に信じられない光景が飛び込んできました。

さっきまで自分とキスをしていたあのみりあちゃんが、 少し離れた席で、別の客(見知らぬおじさん)の隣に座り、 あろうことか水着姿で親しげに抱き合っているのです。

笑顔で話しかけ、ボディタッチをし、乾杯をしている。 自分に見せたあの笑顔と全く同じものを、他の男に向けている。

「……イライラするのは何でだろう?」 「何や、あのオッサン…絞めたろか…」

彼の心に、初めてドロリとした 緑色の炎が燃え上がりました。「嫉妬」です。

お金を払えば、誰にでも笑顔を向ける。 それがキャバレーのルールであり、彼女たちのプロとしての仕事です。 頭では分かっている。理屈では理解している。

分かっているのに、彼の心の中の「5歳児」は、 自分のおもちゃを他の子に取られたかのように、 「僕のみりあちゃんなのに!」「さっきチューしたのに!」と 激しく泣き叫んでいたのです。

楽しいはずの時間が、一瞬にして鉛のように重い時間に変わりました。 目の前のしいちゃんとの会話も上の空。 視線は、楽しそうに笑うみりあちゃんと、その客に釘付けです。

嫉妬で心が乱れると、 ついつい「俺の方を見てくれ」「俺の方がいい客だぞ」と見せつけるために、 無理な延長や高額なドリンクを入れてしまいがちです。

感情でお金を使うと、後で必ず後悔します。 キャバレーでの散財は、翌朝の自己嫌悪とセットです。

熱くなった頭を冷やすためにも、 一度席を立ってトイレに行き、 コンパクトな財布の中身(残金)を確認する。 その「物理的なワンクッション」が、自滅を防ぐ最後の防波堤になります。

まとめ:祭りの後のしょっぱい味

ポコさん

キャバ嬢に深入りしたらアカンな。落ち着け俺…

必死に自分に言い聞かせるポコさん。 それは、ピーターパンが初めて「大人の世界」の 残酷なルール(金銭で成り立つ関係の虚しさ)を 心臓に突きつけられた瞬間でした。

結局、彼は4回目には進まず(終電の時間も限界でした)、 あれほど輝いて見えたキャバレー花園という楽園を、 逃げるように後にしました。

「あかん、はしゃぎすぎた」

祭りの後の静けさが、夜風と共に彼の身を包みます。 締めに吉野家で食べた「まぜそば」の味は、 やけに「しょっぱかった」そうです。

僕が「それは涙の味かな?」とLINEで返すと、 彼はそれを否定しましたが、 それはきっと、彼が初めて味わった 甘い夢の裏側にある、しょっぱい「現実」の味だったのでしょう。

この夜、ポコさんは水着の楽園で、 大人の恋の、一番厄介な感情を学びました。

彼の人生の物語に、また一つ、 忘れられないしょっぱいページが刻まれたのです。

このあまりにも人間臭い感情のジェットコースターを、 LINE越しとはいえ特等席で観察できたのは、 僕にとって最高のエンターテインメントでした。 (一緒に行けたらもっと楽しかったのに、と残念でなりません)

嫉妬という面倒な感情を知ってしまった彼が、 今後どのような行動に出るのか。 僕の観察は、まだまだ続きます。

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