キャバレー花園

第2夜・友人ポコさん、花園二日連続で新たな欲望の扉を開く。~伝説の三連闘~【花園編その5】

はじめに:賢者の予測と、愚者の宣言

前夜、キャバレー花園で水着イベントを心から楽しみ、初めて「嫉妬」という、しょっぱい現実の味を知った、友人のポコさん。

賢者(僕や友人のマーク)たちは、予測していました。
「さすがに、二日連続はキャバレーに行かないだろう」と。

しかし、ピーターパンの欲望は、我々凡人の想像を遥かに超えていました。 翌朝、彼がグループLINEに、高らかに放った宣言。それは、

「水着イベント、明日までやるそうな。コンプリートするわ←」

この一言と共に、彼の暴走の第二夜は、幕を開けたのです。

第一幕:誓いと、裏切り

「まじかよ…w」と、思いながらその日の昼下がり、僕は彼に尋ねました。

「今回は2セット位で抑える感じ?」と。 彼は力強くこう答えました。
「いや、今日は1セットにする…絶対に!」と。

しかし、その、鉄の誓いは、僕の、
「なんかそのセリフ、昨日も聞いたぞ笑」という、軽いツッコミによって、いとも簡単に、崩れ去ります。

「女の子次第かなー!www」

僕はこの時確信しました。「ポコさんは1セットじゃ終わらないな…」と。

彼は、その夜も聖地・キャバレー花園へと、向かいました。

本命のみりあちゃん(仮名)が、平日は出勤していないと知るや、彼は昨日、目をつけていた「ララちゃん」(仮名)を指名。

どうやら、巨乳でバズさんの見た目の好みだったという短絡的な理由だそうです。その、浮気心に、一片のためらいもありません。

そして彼は衝撃の事実を知ることになります。ララちゃんは、同人AV女優だったのです!

名刺に書かれた、Fantia秘密のリンク。それは、彼の、その夜の「宿題」となりました。

第二幕:約束の、崩壊

一度目の夢の時間が終わる頃、彼は宣言通り、二度目の夢を見ます。

「なんやかんやで2セット目や。2セット目は大本命のみりあちゃんや!」

どうやら、みりあちゃんは遅れて出勤してきたようなので、店内でみかけた彼女を改めて指名をしました。 彼には後ろめたさというものがないようです。

「絶対に、1セットで帰る」という、彼の約束は、やはり、ただの、蜃気楼でした。

そして、三度目の正直。彼は、営業LINEをくれた「しいちゃん」(仮名)を、再び義理堅く指名します。大本命のみりあちゃんとは一体…。

その理由は、「営業を、頑張ってくれたから」
そして、「今日が、彼女の誕生日だったから」。

あまりにも、後付け感が満載の、彼の言い訳に、僕は、もはや、笑うしかありませんでした。

結局「1セットで帰る」という宣言が意味をなさないのはもはやポコさんのお家芸です。

おまけ

その日の夜にララちゃんの、同人AV女優のリンクに行ってみたポコさん。
彼女は実際に同人活動をしてたのですが、エッチな動画や画像が有料コンテンツだと知るといやな、課金をしてまでは見ようとしなかったバズさん。

でもララちゃんと会話をしているときに「1晩20万円支払ってくれたらすごいプレイをしてあげる」と言われて迷ったらしく

「ボーナスが入ったらワンチャンお願いしようかな…」と、言っていたのが意味が分からなくて、ポコさんらしいなーって聞いていました。

(もちろん、僕もリンク先を教えてもらったので確認をしに行きましたw)

【まとめと、僕のコメント】

結局彼は、その夜も三度の夢を堪能し、気分は最高潮でお店を出ました。

そして、帰りの締めに、餃子の王将の、大盛りチャーハンを平らげて、満足げに、名古屋の街を去っていきました。

ポコさんと僕は数カ月に一緒にダイエットを始めました。しかし、なんでも続かない彼はいとも簡単に約束を破り、欲望のまま行動をし始めました。

彼が、僕と誓った、「一日二食ダイエット」の約束は、チャーハンの、熱い油の中に、溶けて消えてしまったようです。

彼は、口では、「借金を返したい」「痩せたい」「彼女が欲しい」と言います。 しかし、彼の「行動」が、常に、選ぶのは、目の前の、刹那的な「快楽」です。

この、あまりにも正直で、どうしようもない彼の生き様。 それこそが、僕が彼から、目が離せない、一番の理由なのかもしれません。

ななかふぇ

彼の、欲望のフットワークや自身の約束の軽さには、もはや一周回って、感心してしまいます。

でも、そんなどうしようもない彼が、僕の人生に、最高の『物語』を提供してくれているのも、また、事実なのです(笑)

欲望のためなら全てを犠牲にするポコさんの生き方はある意味、最高に人生を楽しんでいる証なのかもしれません。

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