ポコさん伝説

ポコさん、500円の敗北にブチギレ。その驚きの結末とは?【ギャンブル編その1】

はじめに:器のサイズが試された日

僕の親友、友人ポコさんという男の「器の大きさ」を測る上で、これ以上ないほど象徴的な事件があります。

それは、とある日、僕がゲーム仲間たちと4人で、他愛もない遊びに興じていた時のこと。 その遊びとは、サイコロの出目を競う古典的な遊戯、「チンチロリン」でした。

これは、彼の器のサイズが、チンチロリンで使う「お茶碗」よりも小さかったことが証明されてしまった、面白くてちょっぴり情けない物語です。

小さな賭けと、積もりゆく敗北

友人4人と遊んでいた時に、僕がアナログな遊びをしたくなったので「チンチロリン」をやろうと提案しました。

みんなは名前を知っているものの、やったことがないので、僕がルールを説明して遊ぶことにしました。

【ゲーム説明】🎲🎲🎲
チンチロリンは、お茶碗とサイコロ3つで遊ぶ、シンプルなゲームです。 親(ディーラー)が最初に振り、その役よりも強い役を、子が順番に出すことを目指します。
基本は、サイコロを三回まで振って、二つ同じ目を揃えます。残った一つの数字(1〜6)が、その人の点数になります(6が一番、強い)。 他にも、「1-1-1」のピンゾロや、他のゾロ目(アラシ)といった、とても強い役あります。 運と、ほんの少しの度胸が試される遊びです。

もちろん、僕たちが賭けていたのは、本物のお金ではありません。ジュースを奢る、お菓子を買ってくる…そんな、子供のお遊びのような、微笑ましいルールでした。

しかし、負けが続くと人間は熱くなるもの。 誰かが「10円とかでやらない?」と言い出し、僕たちは本当に子供のお小遣いのような金額で、遊び始めました。

しかし、ポコさんはここでも、そのギャンブルの才能のなさを、いかんなく発揮します。 やるたびに、負け、負け、負け…。

彼の目の前からは、どんどんと10円玉が消えていきます。 そして、最終的に彼が失った金額は、たったの、500円。

ゲームセンターなら5回プレイすれば一瞬で消える、そのわずかな金額でした。

500円の敗北と、壮大なる引退宣言

たかが500円。されど500円。 普通の感覚なら、「あーあ、負けちゃったな」で済む話です。 しかし、ポコさんは、そのたった500円の負けに、本気で腹を立てて、こう宣言したのです!

もう二度と、俺は、チンチロリンはやらない!

その、あまりにも小さい負けに対する、あまりにも大きな怒り。 その剣幕は、まるで全財産を失ったかのようでした。 それを見ていた僕は、心の中でこうツッコまずにはいられませんでした。

「体はでかいのに、器はちっちゃいなぁ。そう。この、チンチロリンで使う、お茶碗(器)みたいに…」

▼彼の器のサイズは、果たしてこのお茶碗より大きかったのでしょうか。 いや、もしかしたら、そのお茶碗の裏の、高台の縁ぐらいの小ささだったかもしれませんね(笑)。

【まとめと、僕のコメント】

この事件は、ポコさんという人間を完璧に表しています。 彼にとって問題なのは、金額の大小ではありません。

「自分が負けた」という事実そのものが、彼のプライドを許さないのです。 たった500円の敗北を受け入れられず、そのゲーム自体から「引退」という形で逃げてしまう。

その、どうしようもない不器用さと、子供のような純粋さ。 だからこそ、彼は最高のエンターテイナーであり、僕の最高の親友なのでしょうね。

ななかふぇ

彼の、あまりの器の小ささに、僕は、怒りを通り越して、もはや愛おしさすら感じてしまいました(笑)。博打の才能がないのがポコさんらしいです。
でも、彼がこれだけ本気で悔しがれるのは、それだけ、純粋だということの裏返しなのかもしれません。まあ、僕は、二度と彼をチンチロリンに誘うことはないでしょうけどね!

▼ポコさんの「すべて」を知る(プロフィール)

次のギャンブル失敗談(第2話)はこちら

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